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インチャイ☆サプリ (innerchild/supplement)

「小手伸也のよくわかる古事記<第4回>」開催決定!! 2012年4月6日(金)・7日(土)   @キッド・アイラック・アート・ホール

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疑問にお答え!その4

色々質問頂いております。
有難うございます!
今日も早速お答えしましょう!

「まきのいずみサマ」から頂いたご質問です。

Q.スサノヲって、結局 何の神様なんでしょう?
なんか色んな場面に出てくるし、何をしているのか良くわからない神様だなー、と。


そうですね、確かに良く出てきます。
「古事記」上巻(かみつまき)のキーマンと言っていいでしょう。
人気もありますし、フィクションのモチーフとしても引っ張りダコです。

じゃあ何の神様なの?役割は?
…といわれましても、ちょっとよく分かっていません(またかよオイ!)
彼の経歴を簡単に振り返ってみましょう。

まず彼は「アマテラス」「ツクヨミ」と共に、「イザナギ」の身体から生まれます。
左目から「アマテラス」、右目から「ツクヨミ」、そして鼻から生まれたのが「スサノオ」です。
イザナギは"スゲー最高傑作生まれた!お前ら支配者になって!"と言ってそれぞれ「アマテラス」には天の「高天原」、「ツクヨミ」には夜の世界、そして「スサノオ」は海原を支配するように命じます。
が、ここで「スサノオ」駄々をこねます。"ママがいない!ヤダ!ママはどこ!"と泣き叫び、結果世界がどんどん荒れてくる。これに対して「イザナギ」ぶちキレ。"知るか!勝手にしろ!"と言って「スサノオ」を追放します。
ママというのは「イザナギ」の妻、死んで「黄泉」にいる「イザナミ」のことです。
「イザナギ」の身体から生まれたのにママってどーゆーこと?ってツッコミが残りますが、ここは敢えてスルーしましょう。(この辺は次回公演「アマテラスとスサノオ」でたっぷり…)

放り出された「スサノオ」は、ママに会いに行く決心をしますが、その前に一応姉ちゃん(アマテラス)に許可もらっておこうと、律儀に「高天原」へ。ところが、それにビビッた「アマテラス」は、完全武装で「スサノオ」を迎え撃とうとします。
"いやいやいや!誤解だって!""信用できんわ!証明しろや!"そんなやりとりがあって、結果「うけい」という儀式で「スサノオ」を試すことになりました。
この「うけい」とは、「アマテラス」と「スサノオ」が互いの持ち物を交換し、そこから生み出す神様が男か女かで勝負をする、ある意味賭けみたいな誓約なんですが、結果をいうと「スサノオ」が勝ちました。
で、勝った「スサノオ」がどうしたのか?調子こいてしまいます。"俺の勝ち~イェーイ!姉ちゃん涙目!乙!"と言わんばかりにはしゃぎ回り、「高天原」をめちゃくちゃにしてしまいます。(この際に有名な「岩戸隠れ」のエピソードが発生します)
当然、また追放です。

ボロボロにされて、遂には地上世界「葦原中国(あしはらのなかつくに)」を放浪するハメになった「スサノオ」。ここから心を入れ替えたのか何なのか分かりませんが、一転して英雄的な大活躍を見せます。「ヤマタノオロチ」に困っていた老夫婦を助け、「オロチ」を退治。助け出した姫と結婚。また「日本書紀」の方では木の神様として植林をした的な記述もあるようです。大人になったな!

で、晩年は何処に居たかというとママの跡を継いで「黄泉」の責任者になったようです。

このように日本神話のストーリー上で成長しながら縦軸企画としてちょいちょい登場するのが「スサノオ」で、この立ち回りの幅広さから、何の神様だかよく分からんと言われているのです。

僕が個人的に思うに、「スサノオ」は自由の神様ってことなんじゃないでしょうか?
はちゃめちゃをやり続け、追放されながらもいつしか成長し力を発揮していく。そんな生き様にしびれる憧れる、って人は昔も今も多いものです。破壊的な側面と英雄的な側面を兼ね備えた、まさに神話界のダークヒーローという訳です。

ちなみに地上勤務(?)になった「スサノオ」は地上の神様「国津神(くにつかみ)」の親分格になり、その子孫達が「アマテラス」を筆頭とする「高天原」の「天津神(あまつかみ)」と対峙することになります。
こうした対立構造のキッカケになっているとう意味でも、「スサノオ」の存在は重要だと言える訳です。

こんな回答で、いかがでしょうかね?
詳しくは、次回公演「アマテラスとスサノオ」でじっくり!

innerchild小手伸也



※引き続き、「小手伸也のよくわかる古事記」では、皆様からの素朴な疑問を大募集中です。
 でも、僕が答えられるのはこんなレベルです!(もっと簡単な質問でもいいんですよ!)
 あて先はinfo@innerchild-web.comまでメールか、
 このブログのコメント欄(どこでもOKです)
 もしくは小手ツイッターhttp://twitter.com/KOTEshinya
 まで。ドシドシお寄せ下さい!待ってます!!


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よくわかる古事記 | コメント:2 |
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コメント

ご回答ありがとうございます!!
なるほど! 「自由の神様」ってカッコいいですね。納得です!
また、スサノヲの経歴を読ませて頂いて、「彼の転機には女性がからんでるなぁ」と思いました。
マザコンでシスコン(?)で、あと、ヤマタノオロチを倒すのも女の人を助けるためで……。
ひょっとして、彼が活躍するようになったのって、愛する人が出来たからなのかな? とも、ちょっと思いました(なんだか、現代にもありそうなベタな話になっちゃいますが……)。
そんなことを考えながら、楽しく読ませていただきました。ありがとうございます!!
次回の「アマテラスとスサノオ」は、ぜひ観に行かせていただきたいです!
2011-04-14 Thu 22:49 | URL | まきのいずみ [ 編集 ]
v-252
読み進めてワクワクする~。
私も楽しんじゃいました♪

第二弾!是非是非お待ちしてま~す♪
決まったら直ぐにお知らせしますね。

まずは、第一弾「イザナギとイザナミ」まであと1週間e-420

2011-04-15 Fri 00:34 | URL | 佳那枝 [ 編集 ]

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